暴力を振るうという概念が無い

これは脳特性というよりも育ちの話になりますが、僕はこれまでの人生で、ただの一度も人を殴ったり等「暴力」を振るったことがありません。

そもそも、何かしらの問題が自身に降りかかったとき、それを解決する手段の中に「暴力」という選択肢が僕の中にはありません。
これは、意識的にはもちろん、たとえ無意識下であっても同様で、どのような状況であっても、僕が人に「暴力」を振るうということは100%ないと断言できます。

この話を人にすると意外と驚かれることが多いのですが、これは何も特別なことではなく、単純に僕の両親が僕をそのように育てたというだけの話です。

過去の記事(氏か育ちか)でも書きましたが、僕の両親はとても倫理的な人たちで、特に父親が暴力を絶対に振るわない人でした。

そんな父親ですから、もちろん僕に対する暴力もありませんでしたし、僕が小さいころ、人を叩いたり物を投げたりしようものなら烈火のごとく怒られたものでした。

こうした父親の下、徹底した非暴力の環境で育ったため、そこそこ治安の悪い地域で思春期を過ごし、社会に出てからも世の中の暴力的な側面に触れる機会がなにかと多かったにも関わらず、僕自身の中にはついぞ「人に暴力を振るう」という概念が芽生えることなくこの歳まで生きてこられました。

普段はとてもおっとりした性格のうちのツレでさえ、若いころは取っ組み合いの喧嘩をしたことがあるそうですし、ツレと喧嘩をした時などまれにぶっ叩かれることもあるくらいなので、やはり「人に暴力を振るう」という概念自体が無い僕のような人間はちょっと珍しいようです。

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