僕は、女性の方に(異性として)好かれることが割と多く、職場の女性から告白されたり、好意を寄せられたりすることがしばしばあります。
まぁそもそも僕はゲイなので、女性から告白されたり好意を寄せられたりしても、それに応えることはどのみちできないわけですが、そういうことがあった時は、一応いつもツレに話しています。
先日も、職場の女性から好意的な長文メッセージが送られてきて、それについていつものようにツレと話していたんですが、そこでいつも問題となるのが、僕が人の「想いの深さ」のようなものについて、いまいちピンと来ていないという点です。
人が人に対して告白をしたり、好意的なメッセージを伝えたり等、わざわざそういった行動を起こすからには、そこには当然よほどの「深い想い」があるのだろうと思われます。
ところが、僕はそういった人の「想いの深さ」のようなものを認知することがいまいち不得手のようで、相手のその告白や好意的な意思表示等を軽く受け取ってしまいがちなため、ツレにはいつもその点を指摘され、「人の気持ちを軽んじている」と、割と本気で怒られます。
僕としては、別に悪気があるわけでもなく、ただただ素で気付けていないだけなので、「そんなに言わなくても…」と反発する思いもありつつ、でも確かに言われてみればちょっと軽く考えすぎていたな…と反省する部分もあるため、そういう指摘をしてくれる存在が身近にいることは、僕にとって有り難いことなのかなと思います。
あと、自分でもこれは毎回驚くのですが、女性が僕に好意を抱くきっかけというのが、僕が本当に何の気もなしに口にした言葉だったりすることがよくあり、困惑することがあります。
自分で言うのもなんですが、僕は普段からお調子者なので、人との会話もノリで適当に喋ってしまうことが多いんですが、人によっては、そうしたノリで発した僕の言葉を真面目に受け取っている場合もあるということなんですね。
そうした僕の無感情な軽口で、人の気持ちを揺さぶるようなことはとても失礼なことだとツレは指摘します。
これは、僕の「無意識に嘘をついてしまう」性質とも重なる部分があり、自分でもどうしようもない面もあるのですが、言われてみれば確かにごもっともだとも思うので、これについても出来る限り改善してゆけたらいいなと思っています。