口が達者で魅力的に見える

こういう事を自分自身で書くと、どうにも自惚れが過ぎるようでお恥ずかしい限りですが、一応そういう主旨のブログなのでご容赦を。

僕はとにかく口がペラペラと達者で、誰に対しても人見知りせず、朗らかに楽し気に接することができるため、ほとんどの場合、僕と接した人は僕に対して好感を抱きます。

自身がソシオパス(サイコパス)と診断されているM・E・トーマス氏の自伝的著書「ソシオパスの告白」の中にこんな一文があります。

読者が私に会えば、きっと私の事が好きになるだろう。私はこの点についてとても自信がある。というのも、私は統計学的な有意差を認めるだけの多くの人々に出会い、彼らは私の魅力の虜になったからである。

M・E・トーマス「ソシオパスの告白」より

まぁここまで誇大なものではないにしろ、僕も同じような自信を持っています。

ただこれは、何もしなくても好かれてしまう質だということではなく、当然、人に好かれるような言動行動をあえて行っているためです。
僕は人とコミュニケーションをとる時、相手が何を求めていて、何を言って欲しいのかを察することができ、それほど意識しなくても相手が僕に対して好感を抱くよう立ち居振る舞うことができます。

サイコパスが口が達者で魅力的なのは、自身の欲求を満たすために他者を取り込む行為だということですが、僕のこの性質は恐らくこれに該当するものだと思います。
それでいう僕の欲求というのは「とにかく穏やかに楽しく過ごす」ということです。
そして「とにかく穏やかに楽しく過ごす」ためには、周りの人間に好かれている状況が最善なので、その欲求を満たすために他者を取り込む行為そのものということになりますね。

ただ、僕の場合はそれ以上の欲求があるわけではないので、相手にとって僕はどこまでいっても「話しやすくて楽しくて心地良い人」で終わりです。
僕としても、周りの人たちが僕の事を好きでいてくれさえすれば、僕は常に穏やかに楽しく過ごすことができ、欲求は100%満たされますから、僕としてもそれ以上望むものは何もないわけです。

もちろん僕から相手に向かう情緒的なものは残念ながらほぼ無いので、表面的と言われてしまえばそれまでですが、とはいえ、特に相手にとっても何か害があるというわけでもなく、むしろ僕といる限り相手も常に心地よく過ごせるわけですから、結局僕の存在は、周りの人たちにとって大変好ましいものであると言ってもいいのではないでしょうか。

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