現在を刹那的に生きる

これはサイコパスの「不安を感じにくい」という特性のためと思われますが、僕は、過去を後悔したり、将来のことを心配したりすることがほぼありません。

臨床心理学や犯罪心理学を研究されている原田隆之さんの著書「サイコパスの真実」に以下のような一文がありました。

サイコパスには、独特のライフスタイルを送る者が多い。彼らは、現在にしか根を張っていないので、過去にはこだわらず、将来のことも考えない。そのため、その日暮らしのような浮き草的生活となりやすい。先の事を考えて、貯金をしたり、保険に入ったりすることもなければ、健康を考えた食生活や運動を実践したりすることもない。

原田隆之「サイコパスの真実」より

この本を読んでいて、自分に当てはまりすぎて一番大爆笑した部分でした。

僕の人生、これまでの生き方は本当に刹那的なもので、別の記事でも書いたように(仕事が長続きしない)とにかく仕事や地域を転々とし、安定した生活とはとても言い難いものでしたが、そんな自分のこれまでの生き方について後悔の念を感じることや、このままでは将来様々な問題が起こってくるのは火を見るよりも明らかであるにもかかわらず、そんな将来のことを心配したり不安に感じることが全くできません。

また生活面でも、上記の記述そのままで、これまで自身の健康を考えて食生活を節制したりしたことなど一度もなく、食べたい時に食べたいものを食べたいだけ食べるという生活をずっと続けてきましたし、自ら健康のために運動を意識するなんてこともしたことがありませんでした。

ただ、自分のこういった性質を知った今では、過去の後悔についてはともかく、懸念材料が山積している状態の自身の将来に不安を感じることができないというのはかなりヤバいことだとちょっと認識できるようになりましたので、これからはもうちょっと自分の将来のことに目を向けて生きていこうと今では少し思っています。

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